食べるって、こういうこと。

10月のある日、私たちはマレーシア・クアラルンプールのWet Market(市場)に行ってきた。 ところ狭しと並ぶ、カラフルなフルーツの数々。湿った暑さの中に広がる、トロピカルな生臭さ。 店先でインド系のおじさんが一口味見させてくれたマンゴーは、驚くほど爽やかで甘い。

そして、大量に並ぶ肉・魚・卵と、 それを買っていく、人・人・人。

山積みにされたたくさんの動物たちを見て、私は正直こわくなった。スーパーで切り身になって売られている肉や魚を見慣れてしまった人間にとって、明らかな「生きもの」の山はちょっとリアルすぎる感じがしたのだ。

そして同時に、「リアルすぎる」という感覚は、考えてみればおかしな話だということに気が付いた。

誰しもわかっているように、私たちは、いのちを食べて生きている。 だけど、日々の生活の中でそこにどれだけのリアリティがあるだろう?

誰しもわかっているようで、なかなか遠い、いのちの姿。

クアラルンプールの市場を歩いて、「食べるって、こういうことなんだ」と思った。

 

だから私たちは、彼らに心からの「いただきます」を、伝えるべきなんだろうな、と思った。

 

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